「自分で作ったNFTアートって売れるの?初心者にもできる?」
今回はそんな悩みを解決します。
【この記事を読んで分かること】
✅絵のスキルがない筆者の作ったNFTは5作品売れた
✅NFTを販売してみた感想
✅絵が描けない筆者がNFTを販売するまでにやったこと
✅リアル店舗とのコラボがどのように実現したか
✅NFTアートを販売する手順
「絵のスキル無し」、「知名度無し」、「リアルで提供できる商品無し」のぼくがNFTを販売した経験をもとに解説します。
なお、NFTを売買するためにはイーサリアムという暗号資産が必要です。
まだ持っていない人は、暗号資産の取引所で口座開設をして、イーサリアムを買っておきましょう。
初心者の方には購入画面が使いやすいCoincheck(コインチェック)がオススメです。
NFTを販売してみた結果(絵のスキルのない筆者の作ったNFTは5作品売れた)
ぼくが最初にNFTを販売したのは、2022年11月12日です。
VeryLongRealAnimals(ベリーロングリアルアニマルズ)という、人気コレクションであるVeryLongAnimals(ベリーロングアニマルズ)の二次創作コレクションを作りました。
そこから現在(2023年7月)までの販売状況は下記の通りです。
作品数 | 出品数 | 販売数 | 譲渡数 | 残数 | 総売上 |
10点 | 8点 | 5点 | 1点 | 3点 | 0.09ETH |
10作品中1点はぼくのアイコンとして利用しており、1点はVeryLongAnimalsのファウンダーであるAkimさんに譲渡しました。
筆者のコレクションに関しては下記の記事で解説しているので、よければ合わせてどうぞ。
>>【ベリロン二次創作】VeryLongRealAnimals(VLRA)についてファウンダーが解説
NFTを販売してみた感想
NFTを販売してみた感想は下記の通りです。
- 市場環境にも大きく影響を受ける
- マーケティングが大変
- NFTを通じて新しい繋がりができる
- パートナーとのコミュニケーションが増える(例外的)
一つずつ詳しく書いていきます。
市場環境にも大きく影響を受ける
一つ目は「売れるかどうかは市場環境にも大きく影響を受ける」ということです。
ぼくがNFTを初めて販売した2022年11月はPFP(プロフィール画像)系のNFT市場が最も盛り上がっていた頃で、取引も盛んでした。
自分としては「ただイラストを楽しんでもらえれば良くて、売れるかどうかは二の次」という感じでしたが、最初の5作品は出品して数十分で売り切れました。
自分のように知名度0の一般人が出したNFTがすぐに売り切れたのはまちがいなく市場環境の後押しもあったと考えています。
マーケティングが大変
「最初はイラストで楽しんでもらえたらいい」とだけ考えていましたが、徐々に「せっかく妻が作ってくれた作品なのだからお迎えしていただきたい」という思いも出てきました。
ただし、いざ売ろうとするとマーケティングが大変でした。
ぼくは、SNSのフォロワーが多い訳でもないですし、特典としてつけられるような物も持っていないからです。
ひたすら何ができるかを考えていました。
NFTを通じて新しい繋がりができる
NFTを販売した結果、知らない人とも繋がることができました。
NFTをお迎えいただいた方はもちろんですが、販売までに関わった人も含めてです。
中には直接お話しする機会をいただけた方も何人かいます。
人との繋がりができたことはNFTを販売してみて一番よかったことです。
パートナーとのコミュニケーションが増える(例外的)
ぼくは絵が描けないので、イラストを妻(コレクション開始時は彼女)にお願いしていました。
NFTを始める前から同棲していたのですが、ぼくが仕事や副業(ブログ)で一日中働いていたので、コミュニケーションが少なくなりがちでした。
しかし、NFT制作を通じて、コミュニケーションが増えました。
最初はNFTに関して「怪しい」と言っていた妻も、だんだん理解をしてくれるようになりました。
絵が描けない筆者がNFTを販売するまでにやったこと
ぼくがNFTを販売するまでにやったことは下記の通りです。
- 絵が描ける人に依頼する(筆者の場合は妻)
- SNSで宣伝する
- 他のNFTプロジェクトを楽しむ
- 付加価値をつける
- ETH(イーサ)で出品する
一つずつ解説します。
絵が描ける人に依頼する(筆者の場合は妻)
まずは絵が描ける人にイラストを依頼しました。
ぼくの場合それは妻でしたが、SNSやクラウドソーシングなどで探してみるのもいいと思います。
SNSなどで宣伝をする
ツイッターで呟くだけではなく、ツイッタースペースでの音声配信やブログなども行いました。
自分の発信力だけでは弱かったのですが、フォロワーさんが拡散したりしてくれたのもありがたかったです。
他のNFTプロジェクトを楽しむ
これは厳密にいうと、NFTを販売するためにやっていたという訳ではなく、本当に他のプロジェクトを単純に楽しんでいただけです。
具体的には、ツイッターで各プロジェクト情報のリツイートをしたり、リアルイベントに参加したりですね。
ただ、そのようにしていると、他のプロジェクトのメンバーが協力してくれることも増えました。
ぼくのNFTの元になっているVeryLongAnimalsのコミュニティメンバーや、What’s Up JHON!というNFTコミュニティのメンバーには本当にお世話になっています。
付加価値をつける
特典などの付加価値をどうつけるかも考えました。
具体的につけた特典は下記です。
- コラボしているラーメン屋でラーメン1杯無料
- クリスマスバージョンのオリジナルNFTイラストをプレゼント
- 年賀状NFTをプレゼント
ラーメン屋さんとのコラボがどうやって実現したかについては後述します。
ETH(イーサ)で出品する
基本的なところですが、ETH(イーサ)で出品した方が売れやすくなると思います。
NFTの売買においては、ETH(イーサ)が主要な通貨となるためです。
リアル店舗とのコラボがどのように実現したか
きっかけは、自分が好きなプロジェクトを盛り上げるためのイベントに参加して、その様子をツイートしたことです。
そこから店主のkankanさんとちょこちょこお会いする機会があり、その中でコラボをしていただけることとなりました。
最初はコラボをしていただこうなんて気持ちは1ミリもありませんでした。
ただただ、自分の好きなNFTプロジェクトを楽しんでいただけです。
自分がNFTを楽しんでいたことで、結果的にコラボしていただいたという感じです。
なので、これからNFTプロジェクトを始めたいという人はまず、他のプロジェクトを盛り上げることから始めてみるといいかもしれません。
NFTアートを販売する方法
NFTアートを販売する方法は下記の通りです。
- NFTにしたいイラストや写真を用意する
- MetaMask(メタマスク)を作成する
- OpenSea(オープンシー)にメタマスクを接続する
- オープンシーでNFTコレクションを作成する
- オープンシーでNFTを出品する
詳しくは下記の記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
>>OpenSeaでNFTを出品(販売)する方法をNFTコレクションの運営者が紹介
また、NFTアートの売買には仮想通貨(暗号資産)が使われます。
せっかくNFTが売れても、暗号資産のままでは日常生活で使いづらいです(2032年7月時点)。
日本円に換金するために、暗号資産の取引所で口座解説をしておくことをおすすめします。
初心者の方には購入画面が使いやすいCoincheck(コインチェック)がオススメです。
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