NFTのマーケットプレイスでMagic Eden(マジックエデン)というやつがあるらしいけど、どんなマーケットプレイス?
使い方は?
今回はそんなあなたに向けてNFTのマーケットプレイス「Magic Eden(マジックエデン)」の使い方を解説します。
【本記事を読んでわかること】
✅Magic Eden(マジックエデン)の特徴
✅Magic Eden(マジックエデン)の始め方
✅Magic Eden(マジックエデン)での売買方法
✅Magic Eden(マジックエデン)で購入可能なアイテム
✅Magic Eden(マジックエデン)でローンチパッドに参加する方法
✅Eden Gameのプレイ方法
✅Magic Eden(マジックエデン)の稼ぎ方
✅Magic Eden(マジックエデン)を利用する際の注意点
✅Magic Eden(マジックエデン)での高額NFT出品事例
✅Magic Eden(マジックエデン)の将来性
✅Magic Eden(マジックエデン)でよくあるQ&A
✅Magic Eden(マジックエデン)の運営企業
NFT初心者の方にも分かりやすく解説していくので安心してください。
【この記事を書いているぼく】
✅NFTブロガー(最高月収30万円)
✅NFTコレクター(投資の含み益は190万円以上)
✅自身もNFTコレクションを運営
そんなNFTを通じて一定以上の実績があるぼくが紹介していきます。
なお、Magic Edenを使うには暗号資産が必要です。
まだ持っていない人は、暗号資産の取引所で口座開設をして、暗号資産を買っておきましょう。
初心者の方にはCoincheck(コインチェック)がオススメです。
- 仮想通貨/NFTマーケットプレイスMagic Eden(マジックエデン)とは?
- Magic Edenの特徴
- Magic Edenの始め方
- Magic Edenでの買い方・購入方法
- Magic Edenでの出品方法・出品キャンセル方法
- Magic Edenで自分の作った作品を出品する方法
- Magic Edenで売買可能な主要アイテム
- Magic Edenでローンチパッドに参加する方法
- Eden Gameのプレイ方法
- Magic Edenでの稼ぎ方
- Magic Edenを利用する際の注意点
- 高額なMagic Edenでの取引事例
- Magic Edenの見通し(将来性)
- Magic Eden(マジックエデン)の利用に際し、よくある質問
- Magic Eden(マジックエデン)の運営企業
- Magic Edenのまとめ
仮想通貨/NFTマーケットプレイスMagic Eden(マジックエデン)とは?
Magic Eden(マジックエデン)は主にSolanaチェーンのNFTを扱うNFTマーケットプレイスです。
名称 | Magic Eden(マジックエデン) |
対応チェーン | Solanaチェーン Bitcoinチェーン イーサリアムチェーン ポリゴンチェーン |
対応ウォレット | Phantom 等のSolana対応ウォレット |
売買手数料 | 2% |
公式サイト | https://magiceden.io/ |
NFTアートだけでなく、ゲームで使えるNFTなども取り扱っています。
Magic Edenの特徴
特徴は下記の通りです。
✅取引する際の手数料(ガス代)が安い
✅Solanaチェーン最大のNFTマーケットプレイス
✅取引件数でOpenSeaを上回ったことがある
✅Solanaチェーン以外のチェーンにも対応している
✅ゲームとの親和性がある
✅DAO(Magic DAO)がある
✅作品が二次販売された際にクリエイターも報酬が得られる
一つずつ解説していきます。
取引する際の手数料(ガス代)が安い
Magic Eden(マジックエデン)はSolanaチェーンを利用して作られたNFTマーケットプレイスです。
OpenSea(オープンシー)など、イーサリアムチェーンを利用するNFTマーケットプレイスはNFTを取引する際のガス代が高いことがデメリットとなっています。
一方、Solanaチェーンは他のブロックチェーンと比べて処理速度が非常に速く、手数料が安いです。
Magic EdenはSolanaチェーンを利用しているため、手数料を安く抑えることができます。
Solanaチェーン最大のNFTマーケットプレイス
Solanaチェーンにも複数のマーケットプレイスがありますが、その中でもMagic Eden(マジックエデン)は最大の取引規模を誇ります。
また、イーサリアムチェーンやBNBチェーンのマーケットプレイスを合わせても、2023年4月時点で取引規模は3位につけるほどの人気のプラットフォームです。
取引件数でOpenSeaを上回った
Magic Eden(マジックエデン)は2022年5月、OpenSea(オープンシー)の取引件数を上回りました。
OprnSea(オープンシー)は世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、主にイーサリアム系のNFTを扱っています。
ただ、人気のNFTはイーサリアムチェーンで扱われることが多いため、アクティブなウォレット数はまだOpenSea(オープンシー)の方が多いです(DappRadarを参照)。
「アクティブなウォレット数」は「取引をしているユーザーの数」と考えておけばOKです。
Solanaチェーン以外のチェーンにも対応している
Magic Eden(マジックエデン)はSolana(ソラナ/SOL)チェーンを基盤にしているマーケットプレイスとして誕生しました。
しかし、2023年4月7日、イーサリアムチェーンでのマーケットプレイスを開設しています。
これによりMagic Eden(マジックエデン)ではSolana、ビットコイン、イーサリアム、ポリゴンの4つのチェーンでNFTの取引が可能になりました(2022年4月11日時点)。
ゲームとの親和性がある
Magic Eden(マジックエデン)にはEden Gameという機能があります。
左側メニューの「Games」から「Game」を選択するとGame一覧が確認可能です。
下記のようにゲーム一覧が表示されます。
ゲームはブラウザでそのまま利用することができ、ゲーム内で利用するアイテムNFTもMagic Eden(マジックエデン)で購入することが可能です。
DAO(Magic DAO)がある
Magic Eden(マジックエデン)にはMagic DAOというDAOが存在します。
【DAOとは?】
DAOとは、分散型自治組織(Decentralized Autonomous Organization)の略称です。
会社とは違って、中央集権的な管理者がおらず、メンバーで意思決定し、管理する組織です。
意思決定は投票や契約の形式で行い、ブロックチェーン技術を利用することが一般的です。
世界中の人々が参加できるため、グローバルな社会的実験場として注目されています。
MagicDAOに参加するにはMagic Ticketと呼ばれる専用のNFTを購入する必要があります。
Magic Ticketは2.98SOL〜3.43SOL(日本円で約8500円〜10,000円)で購入が可能です(2023年4月11日時点)。
NFTの購入方法については後述します。
現在Magic DAOに入ることで得られるメリットの例は下記の通りです。
- 特典が配布される
- 運営へ提案と投票が行える
- プレミアム機能が使える
まだ構想段階のため、実装がされたらMagic Ticketの価格がさらに上がる可能性もありますね。
作品が二次販売された際にクリエイターも報酬が得られる
Magic Eden(マジックエデン)でNFTを売買した際には、その作品を作ったクリエイターにも報酬(ロイヤリティ)が支払われます。
ロイヤリティを支払うのは購入者側です。
つまり、クリエイターは2次流通が回れば回るほど、収益が上がる仕組みを作れるということです。
しかし、Magic Eden(マジックエデン)でクリエイターとしてNFTを出品する際には運営からの審査を受ける必要があります。
そのため、最大手のOpenSea(オープンシー)よりは出品の難易度が高めとなっています。
Magic Edenの始め方
Magic Eden(マジックエデン)の始め方は下記の4STEPです。
- 暗号資産取引所で無料口座開設をする
- 暗号資産を購入する
- ウォレットを用意して暗号資産を送金する
- Magic Eden(マジックエデン)にウォレットを接続する
まとめると、暗号資産が入ったウォレットを接続するだけです。
本記事では他のマーケットプレイスでも使われることが多い暗号資産「イーサリアム」とウォレット「MetaMask」を使った方法を解説します。
1.暗号資産取引所で無料口座開設をする
イーサリアムは暗号資産の取引所で買えるので、まだ持っていないなら、サクッと口座開設しちゃってください。
初心者の方にはCoincheck(コインチェック)がオススメです。
コインチェックがオススメな理由は下記の通り。
- 入金手数料が無料
- 日本円で直接購入できる
- 各種キャンペーンを実施中(※1)
- 4年連続アプリダウンロード数No.1(※2)
- マネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
- 取り扱い通貨数国内最大級(※2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ)
- 問合せ窓口格付け(メール窓口)で暗号資産交換業初の最高評価
※1 時期によってキャンペーン内容は異なるので公式サイトをチェックしてください
※2 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2022年、データ協力:AppTweak
手順に従えばすぐに口座開設できますが、「本当にできるか不安…」という人は下記の記事で口座開設方法を解説しているので合わせてチェックしてみてください。
>>【初心者向け】Coincheckでの口座開設方法を分かりやすく解説
また、コインチェックは初心者にも使い安いですが、「少し使い方が難しくても、もっと購入時の手数料を落としたい!」という方にはbitbank(ビットバンク)もおすすめです。
ビットバンクでは手数料が安い「取引所」でイーサリアムが買えます(コインチェックでは「販売所」でしか購入できない)。
ビットバンクでの口座開設方法は下記の記事で解説しています。
>>bitbankの口座開設方法を2ステップで解説【スマホで簡単】
2.暗号資産を購入する
口座開設が完了したら、イーサリアムを購入します。
NFTを購入する際には手数料である「ガス代」がかかります。
余裕をもって0.003イーサ分くらい多めに準備しておきましょう。
購入方法は下記の記事で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。
>>【初心者向け】Coincheck(コインチェック)でのイーサリアムの買い方を解説
ビットバンクで口座開設をした方は下記の記事からどうぞ。
>>手数料がもらえる!?bitbankでのイーサリアムの買い方を解説
3.ウォレットを用意して暗号資産を送金する
MetaMaskはこちらからダウンロードが可能です。
スマホアプリでダウンロードしたい場合は、下記からどうぞ。
※詐欺サイトに注意しましょう!
MetaMaskの作成方法とイーサリアムの入金方法は下記の記事で詳しく解説しているので、不安な方は合わせてチェックしてみてください。
>>まだ持ってないの?MetaMaskの作成方法を解説【5分でできる】
4.Magic Eden(マジックエデン)にウォレットを接続する
暗号資産が入ったMetaMaskが準備できたら、Magic Eden(マジックエデン)のサイトにアクセスしましょう。
ブロックチェーンはイーサリアム(ETH)を選択して、Connect Walletを押します。
「MetaMask」を選択すると、MetaMaskの画面が開くのでパスワードを入力して、「ロック解除」を押します。
MetaMaskのアカウントが複数ある場合は利用するアカウントを選択して「次へ」を押し、問題がなければ「接続」を押します。
下記のような画面になれば接続完了です。
Magic Edenでの買い方・購入方法
ウォレットが接続できたら、NFTを購入していきます。
NFTの購入は下記2STEPで完了します。
- 買いたいNFTを探す
- 購入手続きを行う
一つずつ解説していきます。
買いたいNFTを探す
まずは買いたいNFTを探しましょう。
気になるNFTがある方は画面上部の検索窓から検索することができます。
ただ、正式なコレクション名が分からなければ、誤って別のコレクションを購入してしまう可能性もあるので注意しましょう。
もし、コレクションの運営が案内している公式リンクなどから購入するのがおすすめです。
「何を買ったらいいか分からない」という場合は下記の記事で日本産のおすすめNFTを紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
購入手続きをおこなう
買いたい作品が決まったら、購入手続きを行っていきます。
コレクションページにアクセスし、好きな作品を選択します。
下記のような画面が開くので、「Buy Now」を選択してください。
ガス代(手数料)を確認して問題なければ「確認」を押し、購入完了です。
作品の詳細ページにアクセスすると、「Owned」と表示されています。
画面右上のウォレットから、「My Item」を選択して確認することも可能です。
画面を下にスクロールすると、先ほど購入したNFTが確認できます。
Magic Edenでの出品方法・出品キャンセル方法
次にNFTの出品方法を紹介します。
出品も下記の2STEPで行えます。
- 売りたいNFTを選択する
- 販売価格等を設定して出品する
売りたいNFTを選択する
「My items」を選択します。
出品するアイテムを選択して、「Details」を押します。
販売価格等を設定して出品する
販売価格を入力して、「List Now」を押します。
MetaMaskが開くので、内容を確認して、トランザクションを許可していきます。
※この時、偽のサイトに接続してしまうと、NFTを含む資産が全て抜き取られてしまうので、サイトが本物かを入念に確認するようにしてください。
下記のような画面になれば出品完了です。
出品をキャンセルする方法
作品の詳細ページへアクセスして、「Cancel Listing」を選択します。
MetaMaskが開くので、ガス代(手数料)を確認して、問題なければ「確認」を押します。
次のような画面になれば、出品のキャンセルは完了です。
Magic Edenで自分の作った作品を出品する方法
Magic Eden(マジックエデン)で自分の作った作品を出品するためには審査に通る必要があります。
左側メニューの「Apply for launchpad」から、必要事項を記入し、審査を待ちましょう。
Magic Edenで売買可能な主要アイテム
Magic Edenで売買可能な主要アイテムは下記の通りです。
- NFTアート
- PFP(プロフィール画像)
- ゲーム内で使えるNFT
一つずつサクッと解説します。
NFTアート
多くのNFTマーケットプレイスで取り扱いのある「NFTアート」は当然Magic Eden(マジックエデン)でも取り扱いがあります。
代表的なものは有名なストリート アーティスト Banksy と、彼を代表する国際的なアート集団である LCD Labsが発表した「Banksy Radar Rats」です。
PFP(プロフィール画像)
ツイッターなどのアイコンとして利用するPFPも多く取り扱いがあります。
一時期、SolanaチェーンのNFTとして、その他のイーサリアムチェーンのどのNFTよりも多くの売上高を記録した「Okay Bear」はその代表格と言えるでしょう。
ゲーム内で使えるNFT
ゲーム内で使えるNFTを購入できるのが、Magic Edenが他のマーケットプレイスと大きく異なる点です。
代表的なアイテムはSTEPNで利用できるスニーカーNFTです。
アイテム自体を売買して利益をあげるだけでなく、NFTをゲーム内で利用して暗号資産を稼ぐことも可能です。
STEPNに関しては下記の記事でも紹介しているのでよければ合わせてチェックしてみてください。
Magic Edenでローンチパッドに参加する方法
ローンチパッドとはMagic Edenが提供するミントサイトのことです。
ミントはNFTを新しく発行することです。
一次販売でNFTを購入することをミントと言うこともあるよ。
優先購入券を持った方専用の優先販売や、期間限定のセールが行われています。
つまり、ローンチパッドに参加することで、NFTを安く購入できる可能性がある、ということです。
参加するにはまず、左側メニューのLaunch padを押します。
下記から参加したいプロジェクトを選んで、参加しましょう。
各プロジェクトによってローンチパッドに参加するための条件は違うので、詳細ページから確認してください。
ただ、優先販売に関しては各プロジェクトがDiscordやTwitterで発信していることも多いです。
Magic EdenのLaunch Padだけで有望なNFTコレクションを見つけることは難しいので、優先販売などに参加したい場合は、まずDiscordやTwitterで情報収集しましょう。
Eden Gameのプレイ方法
Magic Edenではゲームをプレイすることができます。
プレイするには、まずホーム画面左のメニューから「Games」を押します。
あとは好きなゲームを選択して、遊ぶだけです。
ゲームをプレイするためには、NFTの購入などの条件が必要になるものが多いので、各ゲームの詳細ページで確認してください。
Magic Edenでの稼ぎ方
Magic Edenでの稼ぎ方には2種類あります。
- NFTを自分で作って販売する
- NFTを転売する
自分で作ったNFTを販売するためには、審査が必要なので、ハードルが高いです。
「自分で作ったNFTを今すぐ売りたい」という方はOpenSeaをおすすめします。
下記の記事で方法も紹介しているので、チェックしてみてください。
転売で稼ぐ方法は、価格が上がりそうなものを選んで購入して、価格が上がるタイミングで売るだけです。
Magic Edenを利用する際の注意点
Magic Edenを利用する際の注意点は下記の通りです。
- 売買手数料とガス代がかかる
- 著作権違反に注意する
- NFTをロックされる可能性がある
それぞれ解説します。
売買手数料とガス代がかかる
Magic Edenでは売買手数料が2%かかります。
さらに、トランザクション手数料であるガス代も必要です。
ガス代は取引時だけでなく、出品時や出品キャンセル時にも必要なので、NFTせどりを行いたい場合はそのことも踏まえて行いましょう。
著作権違反に注意する
Magic Edenには著作権違反になりそうな作品もたびたび見受けられます。
例えば、下記のコレクションは日本の漫画「NARUTO」をモチーフにしているようです。
しかし、「NARUTO」がNFTをリリースしたことは公式発表されていないため、無断でNFTをリリースしている可能性があります。
このように、著作権違反の可能性があるNFTには手を出さないようにしましょう。
NFTをロックされる可能性がある
Magic EdenではNFTを出品した際に、Magic Eden側が一旦預かる形をとっています。
この仕組みにより、売り手と買い手双方のリスクが軽減され、取引の信頼性を高めることができるのです。
しかし、同時にMagic Eden側に問題が起こった場合、突然NFTがロックされる可能性もあります。
大手のサービスのため、急にサービスが閉鎖するなどの問題が起こる可能性は低いと思いますが、念のため仕組みは頭に入れておきましょう。
高額なMagic Edenでの取引事例
Magic Edenでの高額な取引事例を紹介します。
STEPN
STEPNはSolanaチェーンを基盤にした、ブロックチェーンゲームです。
スニーカーNFTを購入して、歩くだけで暗号資産が稼げるということで、2022年に大ブームを引き起こしました。
2022年4月29日時点では最低価格約20万円で取引されています。
現在の価格は落ち着いているので、興味のある方は下記の記事も合わせてどうぞ。
Trippin’Ape Tribe
Trippin’Ape TribeはSolanaチェーンでリリースされたNFTです。
Yuga Labsが手がける、イーサリアムチェーンで人気のBored Ape Yacht Club(BACY)やMutant Ape Mutant Ape Yacht Club(MACY)に似たプロジェクトとなっています。
ただ、運営はYuga Labsではなく、Valhalla Labsという制作スタジオです。
リリース直後には最低価格約40万円以上で取引が行われていました。
Okay Bears
Okay Bearsは人気のイーサリアムチェーンで販売されているどのNFTよりも多くの取引を生み出したPFP系のNFTです。
一時期は最低価格約160万円以上で取引されていました。
Solana Monkey Business
Solana Monkey Businessは猿のドット絵が特徴的なSolanaチェーンのNFTです。
Solanaチェーンのプロジェクトの中では最古の部類に入り、Steve Harvey、Steve Aoki、Alexis Ohanianといった著名人もオーナーになっています。
リリースしてから大きく金額を大きく落とすコレクションも多い中、2023年1月6日時点でも約50万円以上で取引がされているコレクションです。
Magic Edenの見通し(将来性)
Magic Edenの今後についてもみていきましょう。
大手ベンチャーキャピタルから資金調達をしている
「Magic Eden」は2022年3月に約32億円、2022年6月に約177億円の資金調達を完了しました。
その投資には下記の通り、大手のベンチャーキャピタルが参加しています。
- エレクトリック・キャピタル(Electric Capital)
- グレイロック・パートナーズ(Greylock Partners)
- ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ(Lightspeed Venture Partners)
- パラダイム(Paradigm)
- セコイア(Sequia) など
今後この調子で事業規模が拡大していけば、さらなる新規ユーザーの獲得も期待できます。
Solana基盤のNFT需要
Magic Edenは2022年5月に一時的にOpenSeaの取引量を上回りましたが、まだイーサリアムのNFTの取引高には及びません。
しかし、Solanaチェーンはイーサリアムチェーンよりもガス代が安く、STEPNなどの人気ゲームもリリースされています。
ブロックチェーンゲームの人気がさらに高まれば、ゲーム用NFTを取り扱っているMagic Edenの人気も上がることが予想されます。
OpenSeaもSolanaチェーンに対応した
OpenSeaは世界最大手のNFTマーケットプレイスです。
そのOpenSeaが2022年4月にSolanaチェーンにも対応しました。
Solanaチェーン基盤のマーケットプレイスとしてOpenSeaとどう差別化できるかが、今後のポイントになっていきそうです。
イーサリアムチェーンに対応可能になった
OpenSeaがSolanaチェーンに対応したのと同じように、2022年9月、Magic Edenもイーサリアムチェーンに対応を開始しました。
これまでMagic Edenを利用するためには、Solanaチェーンに対応したウォレットが必要でした。
しかし、現在はMetaMaskなどのイーサリアム系ウォレットでもMagic Edenを利用することができるようになっています。
Magic Eden以外の国内NFTマーケットプレイス
Magic Eden以外のマーケットプレイスの動向もMagic Edenの将来性に影響を与えます。
Magic Eden以外の取引所で主要なものは下記の通りです。
- OpenSea
- Blur
- X2Y2
これらの取引所はNFTが二次流通した際にクリエイターに支払われるロイヤリティを0にする方向に進んでいます(2023年4月時点)。
Magic Edenはロイヤリティをクリエイターにしっかり支払う、という方向で進んでいるので「クリエイターファースト」の考え方を持つユーザーを増やす可能性があります。
Magic Eden(マジックエデン)の利用に際し、よくある質問
Q.「日本語には対応していますか?」
Magic Edenは日本語に対応しています。
Chromeを利用している場合は、右上の言語選択で日本語を選択するだけです。
ただ、正確に翻訳できるわけではないので、正確に理解したい時は翻訳サイトのDeepLを使うことをおすすめします。
Q.「スマホ用アプリはありますか?」
2023年4月時点で、スマホ用のアプリはありません。
しかし、スマホでもブラウザでMagic Edenを利用することは可能です。
Q.「Phantom Walletにスマホアプリはありますか?」
Solanaチェーンに対応するウォレットであるPhantom Walletはios、Android両方アプリがあります。
Q.「Magic EdenでMetaMaskを使えますか?」
Magic Edenはイーサリアムチェーンやポリゴンチェーンにも対応しているので、MetaMaskを接続することも可能です。
Magic Eden(マジックエデン)の運営企業
Magic Edenは株式会社Magic Edenによって運営されています。
創業メンバーはオーストラリア出身のSidney Zhan、Jack Lu、Zhuoxun Yinと中国出身のZhuojie Zhouの4名です。
創業メンバーのそれぞれが、クリプト、DeFi、消費者向けインターネット企業、経営コンサルティングなどの経歴を持っています。
Magic Edenのまとめ
Magic EdenはSolanaチェーンを基盤としたNFTのマーケットプレイスとして生まれました。
しかし、現在はイーサリアムチェーンに対応可能になるなど、最大手のOpenSeaを追い抜く可能性も秘めています。
クリエイターファーストの姿勢を貫き、二次流通が発生した際にしっかりクリエイターにロイヤリティが入る仕組みを保証している点も魅力です。
興味がある場合は、今のうちにCoincheck(コインチェック)の口座開設だけでも終わらせておきましょう。
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